令和元年9月17日(火)セントパレス倉吉で9月例会が開催されました。

「心地よい未来を創造する、すべての人へのユニバーサルデザイン」をテーマに鳥取県総務部人権局人権・同和対策課人権啓発担当 山根 恒氏を講師としてお招きしました。

講演で、山根氏にはユニバーサルデザインとは、誰もが安心安全に暮らせる社会を目指すための取り組みの一つですというお話から始まり、様々な人が暮らす社会、ユニバーサルデザインとバリアフリーとの違い、実際にあるユニバーサルデザインの紹介、カラーユニバーサルデザインとは、最後に心のユニバーサルデザインという内容での講演を行って頂きました。

ユニバーサルデザインと一言で括っても幅広く、講演でご紹介いただいたシャンプーボトルとリンスボトルの形状の違い等は何となく知ってはいたものの、色にもユニバーサルデザインがあると知り、様々な場面でユニバーサルデザインを意識しないといけないと気づかされ、とても勉強になる講演でした。

講演の後、理解をさらに深めるため業種の近い会員ごとにグループを作り、ユニバーサルデザインを自社に持ち帰ったときに、どのように導入することができるかを考えてもらうため、グループワークを行いました。その後、各グループ代表者に様々な案を発表頂き、会員全員で案を共有し、さらに理解を深めました。

最後に冨田副会長が、山根氏に謝辞とともに、「ユニバーサルデザインについて様々なことが勉強になりました。また、グループワークでは様々な意見が出され、各会員の企業でユニバーサルデザインを考える良い場になったと思います」と挨拶され閉会となりました。