令和元年5月20日(月)ホテルセントパレス倉吉にて、一般の方々も対象とした5月オープン例会を開催しました。「今治タオル」で有名な愛媛県今治市のタオルメーカーIKEUCHI ORGANIC株式会社代表 池内計司氏をお招きして、「これからの地域社会をつくる持続可能な企業と経営」というテーマで講演いただきました。

池内氏は「徹底的に安全なタオルを作る」をモットーに、農薬を使わない綿の栽培や最高基準の浄化設備を備えた染色工場・風力発電の使用など、独自の経営を展開。創業120周年となる2073年には「赤ちゃんが食べられるタオルを作る」という目標を掲げています。

地方中小企業としていち早くCSRを取り入れた経営を行ってこられた経験から、企業が自社の利益だけを追求するのではなく組織活動をする事によって社会に与えてしまう影響に責任を持つ事で、あらゆる利害関係者にプラスになっていく事をしていかなければ社会からの信頼を得る事が出来ない…などの内容のお話しをして頂きました。
県内においてまだまだ認知度の低いCSRですが、会員ならびにご来場いただいた皆さまの企業の今後のマネジメントや成長に役立つ例会となったのではと思います。