11月19日(月)、ホテルセントパレス倉吉にて、講師にセコム山陰(株)BCPコンサルティンググループ主任コンサルタント 坪内 浩 氏と県の担当課 笹尾 様をお招きして、「そなえよつねに!もしもの為のBCP策定」と題して、11月例会を開催いたしました。
BCP(事業継続計画)とは、企業が緊急事態に遭遇した場合において、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法・手段などを取り決めておく計画のことです。講演内では、今年4月の熊本地震の被害状況やBCPを実行されている企業の事例の紹介。そして、10月21日に発生した鳥取県中部地震の被害状況や、BCPを策定している企業の震災後の実際の成果などを織り交ぜながら講演頂きました。また笹尾様からは、BCP事業についての県の支援制度についてご説明頂きました。
例会終了後、会員から多くの質問があり、非常に会員の関心が高い例会であったように思います。本例会には松岡県会長、井上県副会長、林専務理事が視察に来られて、最後に松岡県会長から中部の会員へ本例会の感想を頂きました。
10月の鳥取県中部地震で多くの中部会員の方が被災し、事業に少なからずの影響があったと思います。これを機に、是非BCP策定をして頂いて、緊急事態に遭遇した際に会社運営を安定して継続できるように活用していただければと思います。
美甘 剛
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