強まる日差しに夏の訪れを感じる好天の中、総勢17名で5月例会 一泊二日の研修旅行が開催されました。

行きの車内の中では各委員会が年間を通じて、話し合いを行った50周年記念事業案について発表されました。

チューブライト委員会の寺谷委員長はオープン例会の開催、会員が手作りした記念品の贈呈などの案を発表されました。予算案の算出の中で宣伝広告費・保険代・警備費用・弁当代等も計上されました。その上で予算の不足分を補うために他で収益事業を行うということも想定された具体的な発表でした。

Interact委員会は過去の周年事業も踏まえた、記念誌発行・記念式典・記念行事の検討がなされ中部中央会を沢山の方に知ってもらう為に人文字でギネス記録に挑戦するという案を発表されました。必要な人数、経費、問題点まで洗い出しが行われ、記念行事を行う為の具体的な発表をされました。

思いやり委員会は来期49期からの具体的な日程案や必要な準備をリストアップされた上で、記念公演(オープン例会)の提案をされました。講師名を複数挙げられ、会員同士が「この人がいい」「あの人がいい」などの意見交換にもなる発表でした。

その後何名かのスピーチが続き最初の目的地であるパナソニックミュージアムへ到着。「経営の神様」松下幸之助の足跡を中心に電気製品の歴史等を学びました。中央会は経営者・幹部社員を中心としたの経済団体ですので、会員の中でも松下幸之助ファンもおり、著書や経営者としての考え方について語り合う会員もいました。

続いての目的地はアサヒビール吹田工場。工場の一部を見学者用に整備されていました。VRや振動する座席など単純な工場見学というより「ショー」的な要素があり、とても楽しく飽きない工場見学でした。

その後は予定通り宿泊先のホテルに入り夕食まで少し休憩。休憩にも関わらず夕食前にも関わらず、焼肉を食べに行ったり、みたらし団子屋に並んだり、サウナに行ったり、思い思いに大阪 十三 を探索しました。

夕食には遅れて参加した会員も合流し全員で乾杯。いつも地元で顔を合わせて懇親を行っていますが、この日は県外ということもあり、普段とは違う話や深い話をする事が出来ました。

懇親会後はそれぞれ自由行動でしたボーリングをしたり、限定チュッパチャップスを買いに行ったり、ラーメンを食べに行ったり、楽しい思い出に残る夜になりました。

 

2日目は あべのハルカスの特別展望室へ。

コロナ禍で旅行がなかなか 出来ない日が続いたので、行きたくても行けなかった話題の建物に行くことができました。

残り時間は道頓堀・心斎橋付近を散策。たこ焼き・焼肉・ハンバーガー・豚まん 等々「食い倒れ」の街を満喫する事が出来ました。

普段は余裕が無い中、仕事用の軽バンで走り回っているので、バスの中や散策する途中でゆったり景色を見ることが出来てとても良かったです。

仕事柄、建物の外観や内装に目が行きます。バスから見ていると環境配慮のイメージで壁面緑化をされている建物に目が行きました。壁面緑化は昔からありますが、よりデザインされた緑化やフェイスグリーン(造花)などがありました。内装については縦格子の格子幅を変化させたり、曲面の建具があったり、内装材に照明を組み込んだり、材質にお金をかけずに、見せ方にこだわったものが多くありました。本やスマホ、PCだけでは感じることができないその場の空気感を実際に感じることができ今後の業務に生かせそうです。

移動中や食事中、地元とは少し違う話、そういった所を見ているんだ~、そう考えているんだ~、そんな人生を歩んできたんだ~、など、旅先でしか語り合えない交流ができ 刺激を受けたり自分も頑張ろうと思うことが出来ました。

家族旅行、社員旅行、業界だけの旅行などそれぞれに魅力はありますが、年齢、仕事の立ち位置共に近い会員同士でこういった旅行の中で交流できとても楽しく有意義な旅行になりました。

古川大智