令和4年10月17日(月)倉吉シティホテルにて10月例会が開催されました。
講師に株式会社倉吉ビール 代表取締役社長 福井恒美氏 をお招きし「クラフトビールから学ぶ自社PRのありかた」というテーマのもと、ご講演いただきました。
大学進学のため上京し、そのまま東京の商社で就職したのちUターンで倉吉に帰郷された福井氏は、地域活動に従事し、少子高齢化と人口減が進む鳥取県でコミュニティの繋がりが希薄になりつつある状況に課題を感じ、コミュニティの再生に取り組むなど、地域を活性化する事業を数多く手掛けられました。
最初は、倉吉へ移住した人たちの交流を目的とした「IJU(移住)カフェ」を開き、同時に団体を立ち上げ、会員が相互に教師になり生徒になる「IJU大学」を創設されました。
さらに、買い物に出かけるのに困っている高齢者のために、軽トラックで地域に出向き、野菜などを販売する「軽トラ市」を考えられました。
これらの一連の活動はまさにコミュニティづくりが目的の活動ではないでしょうか。
そして2020年、株式会社倉吉ビールを開設され、ビールづくりを通して人と人とのつながり、地域コミュニティづくりのサポートを行っておられます。
地域社会を豊かにすることを目指されている福井氏の郷土愛が溢れた講演で、私自身も倉吉の郷土愛を再確認させていただきました。
講演では3種類の倉吉ビールの飲み比べもさせていただきました。香り、コク、味などそれぞれが個性的で、とてもおいしくいただきました。特にペールエールという銘柄が私のお勧めです。まだ飲んだことがないという方は是非お飲みください。
古林雄一
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