令和2年2月17日(月)ホテルセントパレス倉吉にて第1回臨時総会が開催されました。

総会では第46期会長として渡邉会員、県会長候補として冨田会員が承認されました。次年度は県では中部が主幹となりますが、次年度へ向けての動きも着々とスタートしていく事となります。

臨時総会終了後は2月例会を行い講師に大阪経済大学の田中健吾教授をお招きし、「職場のメンタルヘルスとハラスメント」と題し、昨今注目を浴びている働き方改革にも通じる講和を、時にはユーモアを交えつつ語っていただきました。

平成30年厚生労働省の統計調査では約6割の労働者が職場に対して何かしらのストレスを感じているとの結果が発表されています。過労死や自殺といった悲惨な事件をメディアでも多く見聞きする時代になりました。田中教授は、経営学・臨床心理の視点から、健全で生産的な職場の要件として「上司と部下がコミュニケーションを円滑にするソーシャルスキル(人付き合いの技術)を身に付け、互いに助け合える関係を形成すること」とご提案されました。メールやSNS等のツールに頼り切ったコミュニケーションの危うさに気づくことが出来たのではないでしょうか。

講和の中ではハラスメントに関して出されたテーマについて話し合うグループワークも行われました。

会員の皆様においては、今回学んだ知識を職場に持ち帰り、上司・同僚・部下にもし悩んでいる方がおられましたら、お互いに声を掛け合い、職場環境をより一層快適なものに出来たらと願っております。